内閣府が出している「平成28年版高齢社会白書(全体版)」によると、
65歳以上の高齢者の認知症患者数と有病率の将来推計について、
平成24(2012)年は認知症患者数462万人であり、
65歳以上の高齢者の7人に1人(有病率15.0%)であったが、
平成37(2025)年には約700万人、5人に1人になると見込まれています。
大変なことです。
さて、高齢者の慢性便秘数は群を抜いています。
平成25年度の「国民生活基礎調査の概況」によると、男女共に70歳からグングン上昇します。
利用者さんの多くが、下剤で排便のコントロールをされています。
しっかりと排便コントロールをしないと、固まった便を掻き出さないといけなくなりますから。
私たち介護職に就いている者は、絶えず便との戦いでもあります。
ここで便が出た時に、紙で拭くのか、ぬるま湯で流すかは、
施設の方針や、個人の「素」に依るところだと思います。
何度も書きますが、介護をする側も、される側も、「本質」が出ます。
さて、本題に戻りまして、
歳を重ねると、筋力の衰えによる「便秘」という深刻な問題が出てきます。
そこで若い時から、筋トレと足腰の鍛錬が必要と思うわけです。
「筋トレ」と「山登り」大切ですね・・・