「玉筋魚」読めますか?
この季節になると関西ではこの玉筋魚漁がはじまり、
玉筋魚を使用した美味しい「くぎ煮」が出始めます。
玉筋魚が出始めると、春がすぐそこまで来ている事を実感します。
春の味覚、イカナゴ漁解禁
瀬戸内海の春の味覚、イカナゴの漁が1日、大阪湾と兵庫県沖の播磨灘で解禁となり、明石海峡周辺では早朝から約100隻の漁船が、一斉に網を下ろし、銀色に輝くイカナゴの稚魚「シンコ」を次々に水揚げした。イカナゴは全国の沿岸で捕れる細長い小型の魚。兵庫県・淡路島の岩屋漁港では、午前7時から漁船が続々と港に戻り、かごいっぱいのイカナゴを下ろし、「まずまず」と満足そうだった。(2006年3月1日)共同通信社
「玉筋魚」=「イカナゴ」
と読みます。
名前の由来は「糸のように細長い魚」という古語からきている。
外観は円筒形で細長く、腹びれがない。
生態は沿岸域に生息し、動物プランクトンを主食とし、夜は砂の中に隠れる。
産卵は冬に行い、海水温が高くなる夏は砂に潜り夏眠する。
関東や九州ではなじみのない魚だと思いますが、強いて言うなら「きびなご」と言ったところでしょうか?
小生がお世話になっている神戸のおばあさまが、近所の方(この方にもお世話になっている)と一緒にくぎ煮を沢山つくられ、わけて頂いていたことを思い出します。
いつかは神戸に住みたいですね。