外相「常任理入りへ各国説得に尽力を」・全大使会議
外務省は16日午前、国連安保理の常任理事国入りに向け、各国に駐在する約120人の大使全員を招集する初の全大使会議を同省で開いた。町村信孝外相は冒頭の訓示で「安保理改革は小泉内閣の最重要課題だ。戦後60年、平和国家としてやってきた自信と誇りをもって、それぞれの国を説得して支持してもらうよう尽力してほしい」と強調した。日本は6月にも、ドイツ、インド、ブラジルと共同で安保理拡大の枠組み決議案を国連総会に提出する予定。会議で町村外相は、16日から原案を関係国に提示することを説明したうえで「すでに色々な国々から日本支持の表明をもらっているが、逆の国もある。圧倒的に多くは態度不明という国々だ」と語り、決議採択に向け支持取り付けに万全を期すよう指示した。大使会議の対象は122人で、このうち邦人拘束事件が起きたイラクなどの六大使を除き、116人の大使が出席した。会議は18日までの3日間の日程で、地域別に対策会議を開くほか、主要国大使は小泉純一郎首相との協議を予定する。(2005年5月16日)日本経済新聞社
記事を読むと一見、「頑張っているなぁ」という気がしますが、はっきり言って税金の無駄!!
本来あるべき駐在大使館員の「役目」とは、駐在国の情勢を探り、太いパイプを作り、さらに日本の素晴らしさを啓蒙する事。端的に言えば「スパイ」です。省庁関係の人間に聞いてみると、「そんな気なんてさらさらないし、ちーともそんな活動なんてしておらんよ」との事・・・何しに他の国に行っているんだか・・・のんべんだらりと任期を過ごそうとしているから、イラクで日本人が捕まっても、チャンネルを持っていないから他国に頼らなければならない・・・なにしているんだか、呆れるばかり・・・今回、およそ120人もの大使を呼び寄せるのにいくら使ったんですかね?格安航空券なんか使わないでしょうから、正規運賃で計算してみましょう。だいたい、ビジネスクラスで往復50万円、ファーストクラスで往復100万円です。大使クラスですとファーストを使うでしょうから・・・
100万円×120人=1億2千万円
さらに宿泊代や、お食事代、その他会わせて、一人あたり最低でも30万くらいは使うでしょうから・・・
30万円×120人=3千6百万円
二つを足しますと、156,000,000円
Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)
まったくもって、税金の無駄!!
常任理事国入りをしたって「拒否権」を持てないかもしれないのに、おかしな話です。