「DDTで駆逐されたんじゃなかったの?」
と思っている貴方!
古い!
DDT?
雪崩式DDT?と思った貴方!
プロレス馬鹿!
ただいまシラミ大流行!子供中心に年50万人感染
頭がかゆいと思ったら、ご用心。シラミの仕業かも。
被害は幼児や低学年児童に偏り、この1年の間、国内で50万人が感染したと言われる。国の研究所は最近、突然変異の「新型」も発見した。これには薬が効かないというから、恐ろしい。
「きゃーっ」。東京都大田区の主婦(45)は、二男(8)の髪の毛の中をのぞいて卒倒しそうになった。体長3ミリほどの茶色っぽい虫がうごめいている。
駆除専用のシャンプーを買いに走り、クシで髪をとくと、でるわでるわ。洗面器に十数匹がこぼれ落ち、細長い卵がべっとりとクシにまとわりついた。「今の時代にシラミなんて」。主婦の目には、ぞわぞわとはい回る虫の姿が焼きついて離れない。
「清潔にしていたのに、どうして?」。感染経路は分からない。以来、主婦は玄関で息子を見送るたび、またもらってこないかと不安でしようがない。子供より、親のショックの方が大きい。
走る、よじ上る、ばたつく。アタマジラミの運動量は豊富だ。6本の足を別々に動かし、縦横無尽に駆け回る。生き血を好み、ポンプ式のストローで吸い上げる。一度住みついたら、ヒトのことなどお構いなし。繁殖力も強く、冬も夏も卵を産み、その数、月に約200個に上るという。
都によると、都内の保健所などに寄せられた相談の数は、2005年度720件、06年度1125件。07年度は11月末に早くも1400件を超えた。一方、特効薬スミスリンを国内で唯一、製造販売する大日本除虫菊(大阪市)によると、出荷量は05年から増え始め、06年は前年比40%増、07年も同20%増という売れ行き。専門家の話では、この1年で全国50万人が感染したと推計される。
戦後、米軍が持ち込んだ殺虫剤DDTでほぼ根絶したかに思われたシラミは、日本人が海外旅行を始めた1970年代に一度、流行の兆しを見せたが、今回はそれをしのぐ大波だ。
子供に感染が偏るのは、砂遊びなどで頭を寄せ合って遊ぶ機会が多いため。プールのロッカーでうつることもあるらしい。今回の流行は、「海外から持ち帰るばかりでなく、シラミを知らない世代が増え、対処が遅れるために感染が広がっている」(保健所職員)とみられている。
豊島区は05年、区民へのシラミ専用クシの貸与を始めた。小学校や保育所に向けてはマニュアルも作り、対処法を周知している。その中で最も気をつかったのが、差別やいじめ。池袋保健所の矢口昇さんは「不衛生だから寄生するわけではない。犯人探しは行わないで」と呼びかけている。
「手ごわいやつ」も出てきた。国立感染症研究所(新宿区)の今年度のサンプル調査では、20都道府県202人のうち東京、茨城など11人から、薬の効かないタイプが見つかった。「スミスリンが効かないんですよ。遺伝子の突然変異で抵抗性がついたようです」。冨田隆史室長はみけんにしわを寄せる。ウイルスと同じで、進化は時に人類の敵になるようだ。
このシラミは90年代から、欧米を中心に席巻。もし感染したら、虫や卵が見えなくなるまで、クシで地道にかき出すしかない。サンプル調査では割合は少なかったものの、「新型」はすでに何万匹も国内にいると考えられている。それが月に200個の卵を産むとなると 。
うっ、これは大変だぞ。(2008年1月12日)読売新聞
まず先にそれぞれのLinkを貼っておきます。
それぞれの文字をクリックして下さい。
豊島区役所 → コロモジラミについて(PDF) → ころもじらみ(写真付き)
国立感染症研究所 → 頭シラミ →アタマジラミを送ってください
かなりやばいっすよ!
シラミは感染症を媒介しますからね!
なんか・・・身体が痒くなってくるw