南大隅町の大浜漁港で19日、リュウグウノツカイとみられる魚が漂っているのが見つかりました。体長3メートルほどで、タチウオのように体が薄く細長く、頭から2メートルもの長いひれがあり、先端の数カ所は白やピンクに光っています。 かごしま水族館の館長の話では、体長や写真などからリュウグウノツカイにほぼ間違いないようで、 10年に1、2回あるかどうかというぐらい珍しい出来事だとか。 (2005年5月26日)南日本新聞
本題に入る前に・・・ニュース記事を「ですます体」で書いているのを「YAHOO」のトピックス等でたまに見かけますが、読みづらいのでやめて欲しいのですが…どうにかなりませんかね・・・
生きている状態で見付けられるということは、大変珍しいようですね。
生き物が大好きな小生でも、泳いでいる状態で見つかったなんてすごい話は初めてです。
リュウグウノツカイ
学名:Regalecus russellii
英名:Slender Oarfish
硬骨魚綱アカマンボウ目リュウグウノツカイ科リュウグウノツカイ属体長が体高の約17〜24倍あり(10mを超えるとも言われている)、体後部の脊椎骨の長さは体前部のそれの1.5〜5倍。
肛門は体の前から1/3〜1/4の所にある。
体全体がグアニンという色素に覆われており、銀色に光っている。
背鰭の前方6鰭条は太く非常に長い。腹鰭は1本の細長い鰭条からなる。
体表には小さないぼ状の突起が数列ある。エビの仲間を大量に食べ、頭を上に体を斜めにして泳ぐ。
上顎を大きく突出でき、鱗・歯・鰾・臀鰭はない。
中深層遊泳性であるが、稚魚は浅所にも来遊する。
遊泳力が弱く、海底火山、台風などの衝撃で浮きあがってくる。といっても、生態は謎である。
海の中道海洋生態科学館によると、リュウグウノツカイという名前からも、大変神秘的な印象を受けますが、実はこの魚が「人魚伝説」の主役なのです。人魚といえばアンデルセン童話の「人魚姫」を思いうかべる人が多いようですが、欧米の人魚の正体はアザラシやジュゴンなどの海獣類とされています。 日本の人魚伝説の最も古い記録は、「日本書記」(720年)にあり、このほか、「古今著聞集」「甲子夜話」「六物新誌」など多くの記録が残っています。 これらの書物にあらわれる人魚の特徴は、(1)頭や肌が白い。(2)頭に赤くて長い髪がある。(3)体は魚の形で長い。(4)九州北部、日本海沿岸で多く発見されている。等があげられ、どうやらその正体はリュウグウノツカイとみて間違いなさそうです。
日本の人魚伝説には、人魚が捕れると大地震などの天変地異が起こるという言い伝えもありますが、最初の個体が捕れた翌日、福岡市は72年ぶりの大雪にみまわれました。これは果たして単なる偶然だったのでしようか? と記している・・・((株)海の中道海洋生態科学館より)
学名には「ニシンの王」という意味もあるようで、リュウグウノツカイが見つかるときは「ニシンが豊漁」ということからきているそうであるが、日本では天変地異の前兆と考えられている。ある意味、魚が大量に捕れると言うことは何らかの気象状況の異変が原因の場合が多い、そのことからも天変地異の前兆と考えても良いのではないだろうか。
4月には相模湾(横須賀沖)ではおよそ一世紀ぶりに「ミツクリエナガチョウチンアンコウ(日本に分布する魚の中では一番長い和名)」が採集されたりと、これまた不思議なことが・・・
何か起こるんでしょうかねぇー・・・
((((;゚Д゚)))ガクガクブルブル
この人は解剖してはります・・・・
ここ。