動物ニュース

独 TVQの番組について。_追記あり

本日、初サーフの釣行記を書こうと思いましたが、
メールのチェックをした所・・・
TVQの担当者様、通りすがりのたまさん、名無しの権兵衛さんより、
メール、そしてコメントを頂きましたので、
皆様方への回答を書こうと思います。

検索してみると・・・
批判的な事を書いているのは小生だけですね。
斜に見て物を見ているのは小生なのかもしれません・・・


まず初めに、小生のBlogへのコメント並びに、真摯にメールを頂いた事に対してお礼を述べさせて下さい。
有難うございます。

先日書きました内容に関して賛否両論あるようですが・・・
山崎さんに関してはメディアに出た以上、批判なり、賛同がある事は承知のうえで露出されたわけですから、小生の書いた内容が批判的であるからと言って、TVQ担当者様の方は暗に消して欲しいとおっしゃっているようですが、番組を見て受け取って感じた事ですので削除する必要はないと思っていますし、番組制作者サイドとしてもこのような話題を扱う以上批判的意見がある事は想像できる範疇であると思います。他のBlogを読む限り、批判的意見は小生ぐらいのようなので、それにビックリされたのかもしれません。

番組内で「2006年福岡では犬猫処分数がワーストワンになった」流れていましたが・・・語弊があるかもしれませんが、その県民が番組を見て賛同している事に喜んでも(それだからこそ意味があるという見方もできますが)・・・さらに飲酒で3人殺した男は福岡市西部動物管理センターに勤務していた者ですよね・・・首を傾げてしまうのはやはり小生だけでしょうか?

山崎さんに関しては、一部伏せ字にしておりましたが、名字のみへ変更させて頂く事が小生の最大限の譲歩でございます。

また頂いたメールを引用し、返答させて頂く非礼をお許し下さい。
これは小生が記事を消さないかわりに、制作者サイドの意図を閲覧者に理解して頂く為にこのような形にさせて頂きました。

さて・・・
小生は現在の日本の生き物に対する現状の認識ができていないにも関わらず、主観だけで書いた事についてお詫び致します。
ただし、関東に住んでいた際に、当時の仕事の関係でその当時の日本での生き物に対する現状を調べ、数多くの方にインタビューを行ったことがございます。
その当時に比べ、現状はさらに酷い事態になっていると認識しております。
しかしながら、その当時に比べ地道に活動されている方が増えてきている事も認識しているつもりです。

多少なりともテレビに関わった者として、今回の番組に対しては疑問を抱かずにはいられませんでした。これはメディア全体の問題でもあると思うのですが、このような番組のほとんどは結論ありきで番組が構成され、そこへ結論を持っていく。このような手法は果たして良いのでしょうか?
啓蒙する番組であるからこそ人々に問題を提起し、結論を出すのではなく、視聴者に考えさせるべきではないのかなぁと思います。

通りすがりのたまさん並びにTVQ担当者様への回答となりますが、
私は獣医でもなく、プロフェッショナルでもありません。
たまさんがプロフェッショナルな方であり、白熊に精通されている方であるのであれば、たまさんのコメントに対して「小生の発言は軽率でした。申し訳ございません。」とお返事するしかありません。

しかしながら、たまさんがそのような方ではなく、ご自身の知り得た知識でコメントを頂いたのであれば、小生の主観的見解を述べることは許されると思いますので、述べさせて頂きます。

人工飼育の是非はTVQ担当者様がおっしゃるように、最終的には動物園の是非へと議論が発展しかねません。しかしながら動物園の役割は大きく、白熊のピースでわかるように、難しいとされていた種の人工飼育への道筋ができました。科学の進歩はめざましく、絶滅危惧種の個を作る事は可能です。しかしながら育てる事は難しく、研究者だけでは到底不可能であります。そこで動物園の存在が重要になると小生は考えております。実際、動物園の努力により成功した事例は多く、人工飼育だけでなく、繁殖に関しても様々な成果を収めています。このように種の保存という観点で考えた場合、どのような生き物であれ人工飼育の確立は道しるべとなり、種を保存する上で大切なことではないでしょうか?また、人工飼育を行う課程で知り得る情報は多大であるはずです。危険な動物であるからこそ、その動物を知るうえでも人工飼育は必要なのではないでしょうか?

余談ではありますが・・・
白熊のピースの話しを知った時、小生は野生のエルザの話しを思い出しました・・・

さて、クヌート問題を引き合いに出されましたが、この件に関してTVQ担当者様が触れられた事に関しては首を傾げてしまいます。この報道の真偽に関してはご存じであるかと思いますが、真偽が定かではありません。それを引き合いに出すのはいかがなものでしょう?
そのような前置きがなくとも、山崎さんが人工飼育の是非を問うていないのは番組の流れでわかりました。しかしながら、あの批判の仕方をそのまま放映すれば、飼育者に対しての痛烈な批判でしかありません。それこそ、メールで書かれている「飼育成功の結果、空前の美談としてメディアに消費される現状」と同じような取り上げ方ではないでしょうか?山崎さんがどれだけの人物か存じませんが、テレビを見る限り動物愛護のスペシャリストであり、一線で活躍されている。そのような方がメディアで飼育者を批判したとなれば・・・誤解を生みませんか?さらに「人を求めて右往左往する白熊の姿が潜在的に放つネガティヴシグナルを、 人々が、とりわけ子どもたちが無意識に受け取っている」とおっしゃいますが、これは心理学者もしくは人間の心理もしくは行動を研究されている専門的な方の判断でしょうか?少なくとも小生の周りの者達はそのような受け取り方はしておりません。

次に小生が投げかけたデータに関してTVQ担当者様によりますと、

ここ2~3年の米国内での統計に基づいた発言です。
管理者さまが「ソースの不明示」だけでなく、その正誤について不信感をお持ちであればAPPMA(American Pet Products Manufactures Association /米国ペット用品製造業組合)の統計データをご検証ください。またパーセンテージという形で明示はされてはいませんが、米国ネットメディアSmall Business Trends2007の記事もご参考になるかと思われます。米国国内でAKCの登録犬数(純粋種)が漸減傾向にあるのとは対照的に、里親縁組制度(アダプション)が大きな広がりを見せていることがお分かりになるでしょう。

との事です。
ちゃんとした統計ならば放送すれば良いわけですが、小生の推測ではありますが、相手の了解を得られなかったか、予算の問題か・・・何れかの問題で放送しなかったのでしょう(そんな所を突っ込まれると思わなかったから、放送しちゃったではない事を祈りますが・・・)・・・しかし、Small Business TrendsのAboutを読む限り、これを番組の検証データとして採用するには、難ありかと思いますがいかがなものでしょうか?さらにAKC云々の話は番組内ですべきことではないのでしょうか?これもまた相手の了解が得られなかったのか、予算の問題か・・・揚げ足取りではないですが、ここ2~3年のデータと書かれておりますが、なぜ2年、3年ではなく幅があるのでしょう?何れにしても、小生に説明して頂けるのは有り難いのですが、番組内で検証すべき事ではないでしょうか?さらに日本の現状のデータと照らし合わせる事で初めて客観的解釈が可能になると小生は考えますが、いかがなものでしょう?

番組制作者サイドが真摯に番組を作ったのなら、なぜあのような編集の仕方になってしまったのだろう?と考えてしまいます。意図的ではないとおっしゃっていますので、その事を信じれば、思いを何でもかんでも詰め込みすぎたのでしょう。結果ピースとクオーリスは同じような演出方法になってしまったのかもしれません。

しかしながら電波に乗せた以上、そこには責任が発生致します。
昨今の番組の多くは、そのようなメディアの基本的なあり方を無視した番組が数多く存在しています。
メディアのあり方を今一度考え、質の良い番組を作って頂ければと願わずにはいられません。

つたない回答で申し訳ございません。

以下追記
番組主旨は

当番組の主題とは、
「動物を飼うこととその責任」の一点に尽きます。

と言うことです。

TVQの担当者様より再度メールを頂きました。
斜に見てものを考えているのは小生かもしれません。

小生はたくさんの生き物を飼っております。
これだけの生き物を買わなければ、家賃も今の半分くらいのところに住めたでしょうし、育てる費用を考えれば年間かなりのお金を貯金することができるでしょう。
しかしながら生き物を飼った以上、そこには責任が発生し、小生の手に生奪権があることになります。

生き物を飼う多くの人間は、命を買った事になんら気付いておらず、自己のエゴのみで彼らの命を奪っている現状、そして表面上の愛護を振りかざし、それがオナニーにしかなっていないことに気付かず、偽善を振りかざす多くの人々にに小生はほとほと嫌気がさしております。犬のコミュニティに近づかない理由もそこにあります。

番組の主旨に小生は共感いたしますし、賛同したいとも思います。そう思ったから番組を最後まで見たわけです。番組が意図した主旨で、視聴者に啓発できたのであれば評価すべきことなのでしょう。惜しむらくは、やはり伝えたいことが多く、内容として薄かった・・・小生のように製作者が意図した内容とは異なる受け取り方をした人が小生の周りにもいた事です。

TVQの担当者様の対応には頭が下がります。
有難うございます。そして失礼致しました。

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