富士登山の季節が近づいてきたせいか、
「富士山」、「登山」等で検索され、訪れる方が多いです。
実は・・・
小生・・・
富士山の全ルートを制覇しておりまして(単独登頂)^^;
(Blogで書くのが面倒なので、書いていない)
経験から豆知識を記しておきます。
皆様のお役に立てれば幸いです。
初登頂の際の記録は → ここ 。
■初登頂の際に持って行った道具
・ザック(リュックサック・Millet製35L)
・ステッキ
・レインコート・ゴアテック素材
・スパッツ(サポータータイツ)・スキーで使用している
・半袖Tシャツ
・長袖シャツ(スキーで使用しているもの)
・長袖シャツ(普通のボタンが付いているシャツ。一人旅の時にいつも着用)
・ウィンドブレーカー(一人旅の時にいつも着用)
・チノパン(一人旅の時にいつも着用)
・靴(足首まである登山靴・ゴアテックス製)
・帽子
・帽子が飛ばないようにする紐
・軍手
・タオル2枚
・水(500cc×2)
・テーピング
・絆創膏
・食べる酸素
・カロリーメイト(二袋)
・ウィダインゼリー(二つ)
・氷砂糖(半袋)
・黒砂糖(半袋)
・キャラメル(二箱)
・小さいヤカン
・バーナー
・カートリッジ(110)
・ドリップコーヒー
・紙コップ
・カメラ
・予備電池
・ヘッドランプ(ナショナル製のLED)
・ゴミ袋
↓↓↓
■小生の経験から持って行くと良いもの
・ザック
(25~30Lで十分なのですが、35L前後の方が機能的に優れているのが多い)
・ステッキ
(ダブルステッキが絶対にお勧めです!!記念に杖を購入するのもいいですが、長さが適当ではない、水分を含むと一層重くなる、地面に刺さらない。これらの事から考えて、登山用のステッキをお勧めします。)
・レインコート
(ゴアテックス製が絶対に良いです。型遅れ品だとかなり格安で販売されていることがあります。夜と早朝の富士山は想像以上の寒さです。風も強く体感ではかなり寒く感じます。Gore-Texは通常のレインコートよりもが暖かいうえに通気性も良いので、体力を奪う蒸れから身体を守ってくれますし、軽い!価格以上の価値があります)
・半袖Tシャツ
(速乾性のタイプがお勧めです)
・長袖のフリース
(軽くて暖かい)
・チノパン
(ナイロンよりも、綿が良いと思います。)
・サポータータイプのタイツ
(疲労の度合いが全然違います)
・膝のサポーター
(下りに膝を痛める可能性が高いため、持参することをお勧めします)
・靴
(足首まであるものを選びましょう。想像以上に捻挫をしやすい足場です。砂利等の侵入を防ぐためにも、足首まである方が良いでしょう。防水性を考え、ゴアテックス製の物が良いと思います。履き慣らしていきましょう、小生のように購入してすぐに登山で使用するのはは無謀です。)
・靴下
(指の間がヅル剥けになることがあるため、指が別れているやつがお勧め!)
・帽子
(日差しは想像以上にきついです)
・帽子が飛ばないようにする紐
(強風ですから持参しましょう)
・軍手
(杖やステッキを持つ時だけではなく、岩場も多くあるので持って行きましょう)
・タオル3枚
(首に1枚巻いて、予備に2枚)
・水
(500cc×2で十分だと思いますが、途中で購入することもできますので体力に見合った量を持参下さい。水分が少なくなると、血液の循環が悪くなり高山病になりやすくなります。こまめな水分補給をするように。)
・テーピング
(小生は割れた爪が身に刺さり、テーピングで保護しました)
・絆創膏
・カロリーメイト
(1袋・気分的に元気になります)
・ウィダインゼリー
(1つ・気分的に元気になります)
・黒砂糖
(1/4袋・塩気もありちょうど良い)
・キャラメル
(1箱)
・氷砂糖もしくは飴
・カメラ
・予備電池
・ヘッドランプ(LED)
・ゴミ袋
・ゴーグルやサングラス
(下山の際には日差しが強い上に、砂が舞い上がり眼球を傷付けますので必須です)
・マスク
※酸素系のものは不必要
■登山中の豆知識!
・現地到着後、1時間は身体をならしましょう。
・不必要なものは持って行かない!1gの違いが明暗を分けます。
・入山時、退山時には「富士山」に挨拶をしましょう。
・ペース配分は難しいものですが、自分の足の長さ(足の指からかかとまで)で調整すると良いです。小生は7合目まで一足分(26cm)、7合目以降は半歩分(13cm)で歩きました。
・登山者とすれ違うときは挨拶をしましょう!
・ゴミは捨てない!拾いましょう!
・長い休憩はしないように!疲れるだけですし、休み癖がつきます。
・呼気(吐く息)に気をつけましょう!できれば声を出して「ふーっ」と吹きましょう。吹けば自動的に吸う動作になりますので。
・気分転換は空を見上げると良いですし、足下に咲く高山植物に力を分けてもらいましょう。
・眠気や動悸は「高山病のサイン」です。呼気に気をつけ何度も深呼吸しましょう。(水分が少なくなると、血液の循環が悪くなり高山病になりやすくなりますので、しっかり水分は補給しましょう。)
・汗は体力を奪います。汗をかかないように自身で温度管理をしましょう。
■その他
「ふじあざみライン」はわかりにくいです・・・
道案内をばさせて頂きます。
須走ICを降りる→左に曲がる→少し行くと右手にコンビニ→ここで最後のお買い物→コンビニを背にして真ん前にまっすぐある道が「ふじあざみライン」と呼ばれる道の入り口→道なりに進めば5合目。
■お役立ちLink集
☆豆知識サイト
・ウィキペディア(Wikipedia)-富士山
・ナビシティー-富士山特集
☆登山前に必読サイト
・富士山に登りたい!
・駿河の国とその周辺
☆富士山の天気
・富士山の天気
・Weathernews
・日本気象協会の注意警報
・宇宙航空研究開発機構 地球観測研究センター
・富士山
・頂上富士館
★最後に・・・
富士山は幼稚園児からお年寄りまで登頂可能な山です。
しかし決して侮ってはなりません。
山なのです。
捜索隊がいつでも出ております・・・
いつでもあなたの命を奪うことができるのです・・・
■持参物の目安
山製品に関しては、あまりけちらない方が良いと思います。
高額な商品を買う必要は無いですが、ちゃんとした製品の購入が登山を楽にします。
■ザック
シャモニーガイド協会公式採用アイテムです。
MILLET(ミレー) は人類初ヒマラヤ8000m峰(アンナプルナ)登頂に使用されたことで一躍有名になりましたね。
小生は違うタイプの35リッターザックですが、かれこれ10年ほど使用しております。
破けもせず、丈夫ですし、背中の部分に入っている金属もへたりません。
10年使用すれば十分元が取れているでしょう^^;
この商品は、背中とザックが密着しないところが特徴となっています。
欠点としては、重心がずれるので、ちと疲れるかなぁと思います。
フルスペック!!
この商品、かるって良し、使って良し、動いて良し、
さすが150年の歴史を誇るメーカーです。
一番のお勧めですね!!
■ステッキ
LEKI(レキ)のステッキは使いやすいですね。
一番のお勧めステッキになります。
2段調整よりも3段調整が使いやすいかなぁって思っています。
また、衝撃を吸収する機構がついているモノを選ぶことをお勧めします。
必ずダブルステッキで登山することをお勧めします。
安く重さもありますが、無いよりはマシですねぇ。
一度きりではなく複数回登る予定でしたら、軽くてショック付きのステッキを選びましょう。
■レインコート
軽さと、丈夫さ、そして長持ちする。
この三拍子が揃ったのはGORE-TEXしかありません!
レインコートはゴア以外お勧めできません!!
小生もノースフェースを使用しておりますが、かれこれ10年近くの仕様にも関わらずまだまだ現役です!!
軽さと、丈夫さ、そして長持ちする。
この三拍子が揃ったのはGORE-TEXしかありません!
レインコートはゴア以外お勧めできません!!
小生もノースフェースを使用しておりますが、かれこれ10年近くの仕様にも関わらずまだまだ現役です!!
■サポーター
サポーターはサイズが分かれているモノが多くありますが、
こちらはフリーサイズな上に、男女兼用商品となっています。
実際、小生も使用していますが良いと思います。
富士山の下りは、かなりの確率で膝をやっちゃいます。
持って行って損はありません!!
■ヘッドランプ
富士山に夜登るのなら、防水仕様が必須です。
山の天候は替わりやすい上に、朝露で必ず濡れます。
防滴仕様もありますが、防水仕様を選んで下さい。
パナ製は長持ちします。