先日子イカを拉致って来たw
アオリイカの沖漬けを食べるために拉致って来た。
期待に胸を膨らませ唾を飲み込んだ。
口に放り込んでみた。
生臭ささが口いっぱいに広がり断念。
次は炙って手を加えた子イカを放り込んでみた。
美味かった。
さて・・・
盆と言えども釣りをしたいw
それが釣り師の心境w
昨年も防備録として書いたが、もう一度調べてみた。
地獄の釜の蓋が開くのはいつだよ!!
って疑問が・・・
(余談だが・・・どこぞやの牧師さんが「釜蓋朔日」の話題に触れ、先祖は地獄にいるなんてナンセンスだとBlogに書いていたが、宗派に関係なく日本人ならばそのような発想になるわけがないw頭に何か湧いているのではないかと気の毒に思ってしまったwというか、そのような牧師の説法なり、お祈りを聞いて満足している信者さんが気の毒で仕方がないw)
諸説あり、1日だ、15日だ、16日だ、さらには7月だ、8月だ、と書いてあります。
釜蓋朔日(かまぶたのついたち)
は、
7月1日
です。
(地方によっては、7月7日を七日盆(なぬかぼん)と呼び、7月7日から盆の入りをするところがあります。)
が、
旧暦(太陰暦)の7月1日
なので、
新暦(太陽暦)の8月1日
(新暦と旧暦を対比させると年によって異なるだろう!
って批判はしないで下さいね、存じてますからw)
と、なるわけですよ。
東は盆を7月、西は8月と考えていたりするので、
日本全体で考えれば、8月を盆休みと言っているので、8月ってな具合になるのかも知れません。
ちなみに、
釜蓋朔日(かまぶたのついたち)とは、
「地獄の釜の蓋が開く日」であり、お盆の始まりを意味しています。
朔日にあの世を出発しないと、この世までが遠く、この世にたどり着けないそうです。
じゃあ、地獄の釜の蓋が閉じるのはいつだよっ!?
って事になるんですが、これも諸説あります。
多くは15日だ、16日だと書いていますが、
1日にあの世を出ないと間に合わないってのに、理屈的に無理があります。
その日に開いて、その日に閉じるってのも、当然無理があります。
どれかわかんね・・・
(゚∠゚)ニホンゴムズカスィ
って事になりますが・・・
地獄の釜の蓋が開くのも、閉じるのも、
中国の「開鬼門(かいきもん)」、「関鬼門(かんきもん)」に由来しているわけです。
そこで、「関鬼門(かんきもん)」を調べてみました。
7月30日
でした。
旧暦(太陰暦)の7月30日
なので、
新暦(太陽暦)の8月30日
って事になります。
(小生が過去に書いた記事はこの時点で半分嘘でした。すみません^^;;)
15日や16日は、なんなの?って事になるわけですが、
7月15日 (旧暦)は盂蘭盆(うらぼんえ)と呼ばれる日であり(「裏盆」ではありませんよ!)、釈迦の内弟子の一人である、目連尊者が餓鬼道に堕ちた亡母への供養をした日だそうです。それに習い、父母や祖霊を供養し、倒懸(とうけん)の苦を救う日となったみたいです。
ちなみに・・・梵語では「逆さ吊り」を表しているそうで、その苦しみから救うって意味もあるようです。
7月16日 (旧暦)は「閻魔賽日(えんまさいじつ)、十王詣(じゅうおうし)」と呼ばれる日であり、閻魔様の休息日だそうです。ちなみに1月16日も同じく休息日となっているそうです。休息日って事から、地獄の釜が開く日と勘違いされるようになったのではないでしょうか?
※1月16日もしくは2月16日に釣りしたらアカンで、って聞かないでしょう?
Wikipediaによると、
佛教では普通お盆は1日から24日を指す。 これは、地獄の王は閻魔王であるが、その王と対になるのが地蔵菩薩であり、24日の地蔵菩薩の縁日までがお盆なのである。(因に(天道)大日如来の大日盆はその縁日に則って28日である。)
と書かれてはいます。
7月24日 (旧暦)は地蔵盆(地蔵菩薩の縁日であるが、現代の「盆」と結びついて地蔵盆と呼ばれている模様)であり、施餓鬼会(せがきえ)が行われる地方もある。
だから、なんなのよ!!
と、書いている小生でさえ思ってきますw
もう少しお付き合い下さいw
盆には「迎え火」と「送り火」があります。
ここが味噌なんですよw
7月13日 (旧暦)
夕方に、玄関先で火を焚き、ご先祖様の霊を迎える日です。
そして、
7月16日 (旧暦)
夕方に、火を焚いて、ご祖先様の霊を送り出す日です。
勘の良い方なら少しずつ理解してきて頂けたかと思います。
13日から16日での間に偶然と言って良い具合に、15日の盂蘭盆と、16日の閻魔賽日が重なり、閻魔様が係わるもんだから、地獄の釜まで想像が膨らんでしまったんですねw
今朝、同期の子と「日本人の宗教観」みたいなことについてメールのやり取りをしていて、そこで「日本人って良きも悪きも宗教に固執していない(いろんな信仰を受容できる)民族だよね」って感じで終わったのですが、まさに、それ!
きっと古来よりご先祖様を敬う風習(精霊流しのような)があり、土着の信仰や自然現象(大潮であったり、満月であったり)様々なことが合わさったりしながら今のようになってきたのではないかなぁと調べていて思いました。
では、まとめます!!
■地獄の釜の蓋が開く日
7月1日(旧暦)
8月1日(新暦)■地獄の釜の蓋が閉じる日
7月30日(旧暦)
8月30日(新暦)▲▽お盆△▼
1日から始まって30日で終了。
13日にご先祖様を迎え、16日にご先祖様を送り出す。釣りをしない方が良い日は、
ご先祖様と一緒に生活できる13日~16日の間と考えることが一番無難。
って事になるのではないでしょうか?
今回の記事はお役に立つのではないでしょうか?(爆)
うちは日蓮なんですが、毎年13に迎え火、15夕に送り火をしてました。
16までコチラにいらっしゃるとは…
地獄の釜蓋の閉まる日は、てっきり15夜半から16朝にかけてとおもってました。
こちら側の門ならくぐるだけであちらの世界までの道があるのかと…
難しいですね、日本宗教の世界は・・・
宗派によって違いがあると思いますよ♪