淀川で外来魚が大繁殖し、在来魚は逆に姿を消しつつある実態が、大阪府の調査でわかった。外来魚は11年前の前回調査と比べてブルーギルが43倍、オオクチバスが12倍に激増したが、国の天然記念物で、淀川のシンボルでもある在来のイタセンパラは約25分の1に激減していた。絶滅が心配される在来種も出ている。府は28日、北区で開かれる日本生態学会で結果を発表し、外来魚駆除の必要性を改めてアピールする。調査は昨年7―9月、島本町―大阪市の淀川(延長26キロ・メートル)で、本流95地点と入り江状のよどみ「わんど」50地点を対象に実施。地引き網で計2万1525匹を採集して集計した。ブルーギルは、今回確認された34種中、最多の4684匹。1993年の前回調査(109匹)から激増し、比率も0・4%から21・76%に上昇した。オオクチバスもフナ類に次ぐ3位で、2778匹(前回232匹)。比率も0・86%から12・91%に上がった。激減したのは在来のコウライモロコで、前回は最多の1万2398匹だったが今回は7分の1の1747匹。イタセンパラは155匹から6匹に減り、環境省レッドリストで絶滅危惧(きぐ)種のスジシマドジョウは1匹からゼロと絶滅すら懸念されている。府は「83年の淀川大堰(おおぜき)完成以降、流れがよどみ、在来魚を食べる外来魚が生息しやすくなっている」と分析、「堰を運用する国と連携し、駆除や環境改善を急ぎたい」としている。(2005年03月25日)読売新聞社
日本って国はどうしてこうも、自国の自然や生き物を大切にしないのでしょう?
前々から思っていたのですが、ブラックバスを最初に放流した人間は「殺人犯」、いや、それ以上の大罪を犯した人物ですね。
種を絶滅させるなんて・・・日本には気違いしかいないのでしょうか?
本気でバスを釣りたいのなら、国外ですれば良い。
行く金がないのなら、それを目標に稼げば良い。
それができないのなら指を咥えていれば良い。
ブラックバス等を本気で駆逐しない政府・・・釣り具メーカーから金でも貰っているのか?