違法ファイル交換目的 Winny使用者が証言 京都地裁公判
ファイル共有ソフト「Winny(ウィニー)」を開発、公開したとして著作権法違反ほう助罪に問われた元東京大助手金子勇被告(34)の第11回公判が2日、京都地裁(氷室眞裁判長)であり、ウィニーを使ってゲームソフトを送信可能な状態にして著作権法違反の有罪判決が確定した男性が検察側証人として初めて出廷。「(ウィニーは)違法なファイルのやりとりをするために作られたソフトだと思う」と証言した。 男性は、ウィニーを使って不特定多数の人がソフトを取得できる状態にした時に罪の意識があったことを認めた上で、匿名性などを理由に「ウィニーなら捕まらないと思っていた」と証言。著作権のあるファイルを交換できなくする機能については「だれもそんなことはしない」と述べた。 一方、金子被告の開発意図やウィニーの仕組みについて男性は「分かりません」と繰り返し、「違法なファイルをやりとりするためのソフト」だと思う根拠については「自分が捕まってしまったから」と話した。(2005年6月3日)京都新聞
なぜか小生のHPにWinnyで検索して来られる方が多いので、調べてみることにしました。
(Winyではありません。Winny(ウィニー)です。)
と言いますのも、小生、Winnyというソフトを使用したことがないので・・・^^;
Winny誕生
47氏(金子勇 氏)が「2ちゃんねる」上で開発を表明、その後不眠不休でプログラムし無料で公開。
既存のファイル共有ソフトと異なり、管理されたサーバーを中継することなく、ソフトが動作するPC同士で繋ぐことにより、単一のファイル共有空間を作り出すことを可能にした。【P2P(ピアトゥーピア)と呼ばれる】
さらに、目的モノをダウンロードする際にはソフトが稼動している無数のコンピュータ(ノード)の間をバケツリレー式にコピーされ、手元にやってくることになるため、発信源を特定することが難しくなり極めて匿名性が高い。
この2点から爆発的に広まり、その後Winny上で「マトリックス」が流れ、一躍有名になる。
制作者タイ━━━━||Φ|(|゚|∀|゚|)|Φ||━━━━ホ!!
2003年11月27日にWinnyを使ってゲームソフトや映画などを不特定多数のWinnyユーザーに送信できる状態にしていたために、公衆送信権の侵害と著作権法違反で19歳と41歳の男が逮捕される。
この二人が使用していたソフトがWinny。その後、このソフトを使用していた47氏が2004年5月10日、京都府警ハイテク犯罪対策室と五条署が著作権法違反幇助(ほう助)の疑いで逮捕。
しかし・・・ここに・・・
京都府警で働いていた警察がWinnyを使用していた際にウィルスに感染し、Winny上に捜査資料だのなんだのが流れてしまった事に端を発し、くだらないメンツのために47氏を逮捕したのは周知の事実である。
この逮捕、先進国ではあり得ないこと
国際的には、ソフトウェアを開発しただけでは「罪を問うべきではない」という考え方が主流である。というのも、ソフトの開発を規制してしまうと、技術が進歩しなくなるという見地に立っているからである。したがって、ソフトの開発者ではなく、そのソフトを違法に使用したユーザーを取り締まるべきである。
47氏の逮捕は、包丁で人を殺めた際、包丁を作った人も逮捕すると言うことになるのだ。
さらに最近のマスコミ報道を見ていると、ウィニーがウィルスを撒き散らす元凶であるかのごとく書かれておりますが、全くのでたらめ!Winnyを使用しなければ、そのウィルスに感染しませんし、Winny上に大切な資料が流れることはないのです。京都府警の警察、NTTドコモ、福島県のそうま農協職員、JA職員、新潟県湯沢市市役所職員、愛知県一宮市内の市立小学校の先生、等々、著作権を侵害しているソフト等をダウンロードしようとした結果、ウィルスに感染し、自分の会社に損害を与えたばかりでなく、皆さんの個人情報を撒き散らしているのです。
自己快楽の為に他人を巻き込む・・・こんな最低な行為をしている人間を糾弾することなく、Winnyを悪の元凶であるかの如く書くマスコミの陳腐さ・・・おまけにWinnyがウィルスを撒き散らすだなんて・・・調べることなく書く愚かさ・・・マスメディアに携わる人間がすることではないですな。キチガイそのもの・・・。
話は変わりますが、尊敬する小生の父は
「人間社会の平和を乱す創造物は機械と呼ばないことを認識する必要がある」
「技術者が自分自身の知的欲求を満足させるがために実施する人類にとって弊害となる創造活動は、本物の工学とは言えない。」と言っております。
この点から考えると、47氏の行動は・・・
そして小生の夢は「インドに学校を建てること・・・」
頑張らねば!!