前々から話しはありましたが、正式決定したようですね。
Walt Disneyが一から携帯電話会社を興すのではなく、
レンタルサーバーで良くある方式、再販という形での参入です。
さてさて、どうなる事やら・・・
米娯楽・メディア大手ウォルト・ディズニーがソフトバンクモバイルの通信網を借りて、日本での携帯電話事業に参入することが、11日明らかになった。通信料やサービス内容を独自に設定し、来春にも事業を始める。
国内で既存回線を借りて通信事業に参入した例はPHSやデータ通信などに限られており、携帯電話事業では初めて。知名度の高いディズニーが携帯大手3社の一角であるソフトバンクモバイルと提携することで、回線借りによる新規参入に弾みがつく可能性がある。
ディズニーはソフトバンクと携帯端末を共同で開発し、ソフトバンクが全国に持つ営業拠点で販売する計画だ。ディズニーが持つ人気キャラクターを利用したサービスや、アニメの配信などを検討しているとみられる。既存の電話会社から通信網を借りる手法は「仮想移動体通信事業者(MVNO)方式」と呼ばれ、英国などで普及している。
ソフトバンクモバイルの携帯契約者数は約1700万人。月額基本料を抑えた料金プランで契約件数を増やしているが、回線に余裕があるため、ディズニーへの貸し出しによって収益の一層の拡大を目指すことにした。
ディズニーは米国でMVNO方式による携帯電話サービスを手掛けているが、年内に中止する見通し。米国の回線は日本より通信速度が遅く、動画配信などが難しいことが苦戦した理由とみられる。 (2007年11月11日)スポニチアネックス
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Disney,MVNOモデルのモバイル・サービスを年内で打ち切り
米Walt Disneyのインタラクティブ事業Walt Disney Internet Group(WDIG)は米国時間9月27日,米国内で展開している携帯電話向けサービスを年内で打ち切ると発表した。
Disneyは,米Sprint Nextelの携帯電話ネットワークから設備を借りるMVNO(仮想移動通信事業者)として,昨年6月に同モバイル・サービスを立ち上げた(関連記事:米ディズニー,米国で6月からMVNOとして携帯電話サービスを開始)。親が子どもの所在地を確認したり,子どもの携帯電話使用を制限したりできる機能「Family Center」を特徴とし,着信音や壁紙などのオリジナル・コンテンツも用意した。既存ユーザーには,12月31日までサービスとサポートを提供する。
Disney,WDIGプレジデントのSteve Wadsworth氏は,「当社のモバイル・サービスが,極度に競争の激しい米国携帯電話市場では困難であることが分かった」と説明する。「ビジネス・モデルを検証する中で,戦略を変更することがより良い選択だと判断した」(同氏)。
なお,Family Centerなど人気の高いサービスについては,米国の大手キャリアとの提携を通じて新たなビジネス・モデルを探るとしている。(2007年10月1日)IT Pro
さて、再販方式での参入ですが、
「MVNO」(Mobile Virtual Network Operator)というOEM方式での参入です。
日本語表記では「仮想移動体通信事業者」となります。
Wikipediaでは仮想移動体通信事業者(Mobile Virtual Network Operator=MVNO)を、携帯電話やPHSなどの物理的な移動体回線網を自社では持たないで、実際に保有する他の事業者から借りて(再販を受けて)、自社ブランドで通信サービスを行う事業者のこと。
となっております。
しかし・・・うまくいくのかなぁ・・・
ブランド力があれば、うまくいくはず!
って言う感じで入ってくるのでしょうが・・・
まぁアメリカでは失敗したけれど、鎖国的な日本の携帯電話市場でなら「ウォルトディズニー」というブランド力でごり押しできるぜ!みたいに思っているのでしょうが・・・
失敗するのでは、ないでしょうか・・・