SONY BMGのコピー防止CDがrootkitを組み込む
SONY BMGのコピーコントロールCDに、マルウェアのrootkitに類したソフトが含まれていることがセキュリティ企業F-Secureのブログで指摘された。「ソニーがrootkitをPCに組み込んでいる」との議論が浮上している。SONY BMG MUSIC ENTERTAINMENTがオーディオCDのコピーコントロールのために使っている技術は、マルウェアの1種であるrootkitに類似した技術を用いていると、セキュリティ企業F-Secureのブログでは指摘している。SONY BMGは2005年3月からこのコピー防止技術を採用しており、米国で販売されているオーディオCDの一部に採用されている。F-Secureでは問題となっているCDの一部を購入し確認したところ、rootkitと同種の技術が使われていたという。このCDをWindowsマシンに挿入すると、ライセンス同意書が表示され、音楽プレーヤーがインストールされると書かれているが、実はrootkitがインストールされることになる、とF-Secureは指摘。直接このrootkitをアンインストールする方法はないとしている。このシステムの実装では、ウイルスなどの悪質なソフトウェアがこのrootkitを悪用して隠れることが可能だとF-Secureは述べている。このため、最新のウイルス対抗ソフトを使っても探知できない可能性があるという。F-Secureはこのrootkitに関する詳細を公開しており、同rootkitとそれを悪用したマルウェアを探知する機能を自社製品に備えているが、削除するとCDドライブへのアクセスができなくなる不具合が生じるため、SONY BMGにコンタクトするようにと言い添えている。(2005年11月2日)ITmediaNEWS
まぁ、簡単に言いますと、
SONY BMGのCDをパソコンで再生する
↓
トロイの木馬が仕込まれる
↓
SONYだけでなく、いろーんな人がこっそりと
パソコンを監視したり、フル操作できるようになる。
っちゅうことですな。
おまけに、
音楽ソフトと偽って、トロイを仕込む姑息な手口、
大企業のすることとは思えませんな。
さらに!!!
そのパソコンでコピープロテクトされていないCDを
コピーすると・・・
きれいな音質でMP3ファイルを作ることができなくなってしまうらしい・・・
世界中で訴訟が起こるようです。
自業自得ですな・・・w
マドンナ事件しかり・・・
※マドンナ事件とは
マドンナ、アルバム音源がネットに流出!(NME/VIBE)
マドンナのニュー・アルバム『Confessions On A Dancefloor』が、ネット上に流出したようだ。
サン紙が報じたところによると、正規リリースの1週間前にネット上でアルバム音源が発見され、
“クイーン・オブ・ポップ”ことマドンナは怒り心頭に発しているという。
マドンナは11月14日の公式発売日までアルバム音源の流出を防ごうと、
これまで必死に取り組んできた。レビュー用のプロモ盤さえも規制されていたほどである。
というのも、彼女は近年、音楽の著作権侵害にとりわけ強く反対しているからである。
かつてファンが前作『American Life』の楽曲を違法ダウンロードしようとした際には、
マドンナ自身が違法ネットワークに偽のトラックをアップし、ファンの行為を阻もうとしたこともある。
なお、11月7日には最新アルバムからの1stシングル「Hung Up」がリリースされている。
[VIBE 2005年11月9日]
著作権の保護に躍起になるのはわかりますが、
やり過ぎはよろしくないですな。
CD: Madonna / Confessions On A Dancefloor
Confessions On A Dancefloor
Madonna今回はダンス・ナンバーのキラーチューンが満載で、かなり大満足!やっぱマドンナはこうであって欲しいよね!いつも著名なプロデューサーがついていて、後から出るであろうRemixものも、楽しみだよね!
ほんと、クイーン・オブ・ポップ……