一昨日、島に渡る予定が「帰れなくなるよ」と親切に教えて頂き、
そのまま佐賀県の方に釣りに行って参りました。
小生は最初から最後まで「沖縄スプーン」で通しましたが、
おいちゃんは、さっさと「ワーム」に変えて、
マイクロサイズのカサゴやらメバルを釣ってはりました。
今年は、それが最後の釣りとなりました。
さて、
小生は「年賀状」ではなくて「年末状」をお世話になっているかたにお送りさせて頂いております。
ですが、お世話になっていても、ご自宅を知らない方も多数いらっしゃいますので、
ここに同じ文面を載せて、皆様へのご挨拶とさせて頂きます。
今年も暮れようとしています。いかがお過ごしでしょうか。
昨年は両親の住むCzech Republic(チェコ)へ行ったため無精してしまいました。申し訳ございません。
チェコの首都であるプラハはヨーロッパで一番美しく、美人率もヨーロッパ随一と言われています。ヴルタヴァ川沿いを歩くとスメタナの「モルダウ」のメロディそのもの、チェコ独自の建築様式である「キュビズム」は魅惑的、美術館で観たムハ(Alfons Maria Mucha)の「スラブ叙事詩(全20枚)」は圧巻、久しぶりに観たオペラではオペラそっちのけで、チェコの女性に釘付け。
夜に一人で散策した時には「『真実は勝つ』をスローガンに『プラハの春』から「ビロード革命」が成し遂げられたヴァーツラフ広場で飲んだホットワインは感慨深く、路地裏では黒人3人と大立ち回り、その後は地元のパブで現地の方と深夜2時まで乾杯を繰り返し国歌を歌いながら歌麿を披露。
ドヴォルザークの「新世界より」を思い出しながら感傷に浸りながらプラハ空港から帰路の途についたのも束の間、ドゴール空港でセキュリティチェックを受けた際に黒人から受けた黄色への嫌がらせに対抗し、日本人の矜持を保つ。と、波瀾万丈なチェコの弾丸旅行でした。
久方ぶりに日本を出ましたが、ツアーではなく、自分の足で歩く旅だからこそ胸に去来する様々な思いがありました。中国、韓国以外の東アジア全てを旅しましたが、幼少期をイギリスで過ごしたせいかヨーロッパの空気に馴染むのには時間がかかりませんでした。と格好良い事を書きたいのですが、小生には東アジアの地域がしっくりくるのだなと感じました(笑)
新たな年が迫っております。今年以上に良き年をお迎え下さい。
ご健康とさらなる躍進を祈っております。
来年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
2014年12月
もとみち