今年一発目の「ぼちこ達との戦い」は「全盲」の黄金メキシコインコ「Spock(通称:スポ)」について書こうと思います。
飼うに至った経緯は、この鳥を埼玉のとあるお店で目撃(買い手が付いていた)したことが事の始まりで、どうしても欲しくなり、雛を売っている店をNETで探し、岐阜まで買いに行ったのです^^;;雛の時は美しさの片鱗はあるものの「とってもきちゃない」様子であったことを今でもはっきりと憶えております。Spock、かなり賢いと思われます。大型のインコではないのでそれほど期待はしておりませんでしたが、おぼえる言葉の数(現在8以上)、覚えた言葉の使い分け(「おはよう」に関しては「朝」と「帰宅時」しか言わない)、感情の表現の仕方、躾の入りやすさ等々、目を見張るものがあります。特に「盲目」になってからは「脳みそ」をフル活用しているらしく、目が見えるとき以上に「人間の感情を読み取っている」ようです。面白い生き物ではありますが、小生としてはインコを飼育することをお勧めできません。特にお子様のいらっしゃる家庭では良くないと思われます。根拠は媒介する病原菌やウィルス等をインコが保持している場合が多い事が一番にあげられます(オウム病に関しては、そこらにいる鳩の方が危険ですが)。小生の祖父(獣医師免許もっております。北里研究所で研究(ウィルスや病原菌に関して)しておりました。河豚毒を体系化した人物です。)もかなり心配するほどでしたから・・・。さて、小生の飼育環境ですが、ゲージはかなり大きい(1500*600*600)ものを使用しております。冬場の対策はまったくしません^^;というものの、哺乳類、鳥類全般に関しての小生の持論は「環境に、ある程度適応する」というのがあり、1年目、2年目と冬場の保温環境を弱めていった結果、現在では「フリース」でできた筒状の寝床一つで、ここ何年も冬を乗り切っております。餌は「人口飼料」のみです。