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独 修験

宇宙の真理・・・
それは「大日如来」のみが、ご存じなのかもしれません。

しかし、大日如来もGODも、すべての宗教の大元は、一つなのかもしれません。

私は都合の良いものしか信じませんので、いろいろな神様や仏様を信じております。

そうは言っても、とっても信心深いのも事実ではあります。

見えないものへの畏れ、畏敬の念って大切だと思うんですよね。

以下に記していることは「私の解釈と事実が混じっております」ので、
間違っていることがあるかもしれません。
悪しからず。

私達の年代ですと「孔雀王」と聞くと、
荻野真作のマンガを思い浮かべるのではないでしょうか?

あまりにもこの漫画のイメージが強すぎたので、
真言宗の「高野山派」が修験道の大元みたいなイメージを持っている方がほとんどでしょう。

しかし「高野山派」は修験系ではないので、本来は法螺も吹きません。
語弊はありますが、
「お大師様(弘法大師空海)」は生きています(生きていることになっている)ので、
お世話をされているのが、高野山(総本山金剛峯寺)ということになるのではないでしょうか。

火渡り、柴灯護摩なんて、密教でも修験系の儀式であって、
他の一派が近代になってこりゃ受けが良いぞって、はじめたようです。

修験道は
当山派と呼ばれる、金峯山を拠点とし、三宝院(醍醐寺)を本寺とした、聖宝を祖とする真言宗の醍醐派。
そして、
本山派と呼ばれる、熊野三山を拠点とし、聖護院を本寺とした、天台宗の一派。
です。

因みに真言宗の中には18の本山があり、そこから派生した一派も含めるとすごい数になります。

以前ラジオ番組でどこぞやのお坊さんが、
「荒行」しないと悟りが開けないみたいなのはナンセンスでって、お話しをされていました。

そうとも考えられますが、ですよ。
荒行したこともない人が、そんなお話しをすること自体がナンセンス。
と、思うんですよね。

ちなみに・・・
「得度」すれば「お坊さん」。と思っている方が多いと思いますが、
「得度」とは「その道に立つ決意をした」と言うだけです。

なぜに今回このようなことを書いたかと言いますと、
今年は「金峰山」で「行」をしようと思っているんです。

20代の時にも天台密教の行に参加しようとして、仕事の都合で参加できなくて、
やっとこの年になって、その思いを遂げようと。

そんな話しを親戚のお坊さんにしていると、
「とうとう坊さんになることを決めたのね」と。

なぜか、親戚やらその兄弟弟子やら一門の方から、
「もとみちさんは、坊さんに向いている」と、なぜか言われる始末。

今回も
「せっかくだから、得度とっていく?」
と言われ。

「いやいや、(ヾノ・∀・`)ムリムリ、お坊さんなんかできないもん」
(ヾノ・∀・`)ムリムリ
って話しをしたので、この記事に至りました。

因みに親戚のお坊さんはその功績が認められ、昨年、
「仏教界の国民栄誉賞」と呼ばれる賞を受賞されました。

自分で書いてたり、リアルで自分のルーツにまつわる話しをしていて、
絶対に胡散臭いよなって思う事が多々w

因みに、もとみち家は本来「曹洞宗(禅宗)」なんですが、
ご先祖さんとの約束を反故にしている「曹洞宗」には愛想を尽かして、
母方の「真言宗」に変わっちゃいましたw

アイキャッチ画像は
京都フリー写真素材
からお借りしました。

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