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独 アメリカスカップ(America’s Cup)

イギリスがEUから離脱する事になりそうですね。
時代が大きく変わりそうですね。

アメリカスカップもイギリスから始まりました。
アメリカカップは1851年より現在まで続く国際ヨットレースです。

近代では世界最古のスポーツの祭典と言っても過言ではありません。
実際、アメリカスカップは世界最古のスポーツトロフィーです。

アメリカスカップ(America’s Cup)の予選の一つが日本で行われます。
アメリカズカップとも言われますが、正しくは「ス」です。
アメリカズカップと言ってる方がいらしたら・・・
そんなに心入れがある方ではないと思いますw

アメリカズカップ2017の予選となる
「ルイ・ヴィトン アメリカズカップ ワールドシリーズ(LVACWS)」の
第9戦が2016年11月18日~20日に日本で行われます、それも福岡で!!
アジアでは初となる事で、絶対に見に行きます!!

アメリカズカップは優勝者以外は全て敗者。
優勝こそが全て、勝者にあるのは名誉のみ。

福岡市作成
httpvh://youtu.be/YPbPd97kh68

ソフトバンク作成
httpvh://youtu.be/erXijxC0608

この世界最古、最高峰のヨットレースに出場するシンジゲート(チームとは言いません「シンジゲート」と言います。)は数百億のお金を投資して戦いに挑みます。
ちなみにとっても強いオラクル・チームUSA(Oracle Team USA)、現在はOracle BMW Racing Oracleと思いますが、オラクルと付いていますがOracleはスポンサーではなく、名前とロゴを許可しているだけで、超親日家の大富豪でありOracleの創業者であるLawrence Joseph Ellisonがずっとポケットマネーで参戦しています。

そんな大会でもあります。
ですから、とちゅうでしきんがしょ

ちなみにアメリカが発祥だからアメリカスカップと呼ばれているのではありません。
1851年にロンドンで開催された第一回万国博覧会の記念行事として行われたレースに、ぼろくそに言われながらも出場した「アメリカ」号が優勝し、ビクトリア女王から下賜された銀製の水差し状のカップを自国に持ち帰った事に端を発しており、このカップこそが「アメリカ」号のカップであることから「アメリカスカップ」と呼ばれることになり、その後「アメリカ」号のオーナー達が「カップの保持者は、いかなる国の挑戦も受けねばならない」ということを記した贈与証書(Deed of Gift)を作成してNew York Yacht Club(NYYC)に寄贈して、1870年に第1回「アメリカスカップ」が開催されました。

ここまでお読み頂いても普通のレースちゃうぞって思われるとおもいます。
ただの国際親善レースではないのです。
国の威信をかけたレースです、ヨットは出場国での建造が義務付けられているので、超最先端技術が一艇に注ぎ込まれ、クルーは世界中から集められます。
今はどうかわかりませんが、誰もが知るヨットの形で闘っていた時は、船底のキール形状を知るために、あの手この手を使ってライバル艇をスパイしたりしていたとか。

日本からはこれまで、1992年・1995年・2000年の3回に渡り「ニッポン・チャレンジ」がアメリカスカップに挑んみましたが、負けています。

ちなみに小渕フォンで有名だった小渕さんが「ニッポンチャレンジ」に電話された事がありますが、その前日だったか2-3日前だったか小生が、小渕さんに「アメリカスカップは国の威信をかけた世界最古のレースです、そのクルーに励まさずして誰を励ますんですか?」とお願いした後でしたので、小生がお願いしたからだと今でも思っております(笑)

昔は専用ソフトを使用して(アメリカスカップ期間中に販売される)、くっそ遅い回線でモニタにかぶりついて会社をサボって見ておりましたw

1992年の日本チャレンジ
httpvh://youtu.be/09daw0JC6_8

1992年の日本チャレンジ
httpvh://youtu.be/iA9qMK7Pol4

2000年の日本チャレンジ
httpvh://youtu.be/ongMUfRjids

小生はアメリカスカップに魅せられて、居てもたっても居られなくなり、英語も喋る事ができないのに、一人でこっそりと日本を離れ見に行った事があります。

ここで、ほんまのお金持ちってこういうことを言うんだって場面に遭遇した事を今でも鮮明に覚えています。

ヨットレースよりもその場面が強烈でしたw
どんな場面かって?お酒でも飲みながら話しましょうw

誰もが知っているヨットでのレースは

2007 America’s Cup
httpvh://youtu.be/dGxy5Sxzttc

ここまでです。

「アメリカスカップ」は前回の優勝艇vs挑戦艇の戦いなのですが、
挑戦艇は当然複数出てきますので、予選を行います。
この予選がかの高級ブランドLouis Vuittonがスポンサーとなっており「ルイ・ヴィトンカップ」として挑戦艇を決めるわけです。

優勝艇と言いますか防衛艇も、防衛艇の所属するヨットクラブで複数のシンジゲートがエントリーした場合は同じく防衛艇決定シリーズを行い、シンジケートを選びます。

賞金なんかありませんから、ただの名誉だけのために数百億突っ込むのです。

現在は船も進化し、
httpvh://youtu.be/A1pFDwjm14o

もう、海上から浮いちゃってます。
まるで宇宙から来た宇宙船のようです。

さて
現時点(第6戦終了時)での総合結果は
1位 エミレーツ・チーム・ニュージーランド: 295
2位 ランドローバーBAR: 285
3位 オラクルチームUSA: 285
4位 アルテミス・レーシング: 262
5位 ソフトバンク・チーム・ジャパン: 259
6位 グルーパーマ・チーム・フランス: 234

楽しみです!!

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