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独 1000の風

鶴岡八幡宮の大イチョウ再生問題。
大イチョウの枝を切り取って挿し木を試みたり、
倒れた木の根元付近からの新芽に期待しているそうだ。
県はクローン技術を使って、再生に取り組むそうだが、???と感じてしまう。
倒木してしまったことには何らかの意味があると考える。
もしも大銀杏がそこにいたいのであれば、自ら新芽を出すであろう。
神域でさえ世知辛いのかと思うと・・・
心のより所はどこにあるのであろう・・・

先日Twitteでフォローさせて頂いているどなたかが、
このサイト を呟かれたので、訪れてみると・・・

(゚Д゚;∬アワワ・・・

なんと・・・

皆様の多くがご存じの「千の風になって」はどうも・・・
パクリw
(小生は「千の風になって」の歌は気持ち悪くて聴いたことがないんですけどねw)

南風椎(はえ・しい)さんは、淡々と書かれているんですよ。

小生は自省しましたね。
小生だったら、書けないですもん。
あんな冷静に。
心で怒り、秘める。

小生自身もまだまだとは知っておりましたが、
まだまだどころではなかったですね。

さて・・・

本家本元の 南風椎 森の日記 は ここ
パクリ?インスパイア? された方のサイト は ここ

サイトだけを見ても・・・センスの違いを感じますw

インスパイアされた方の『1000の風』はカスラックに守られているので、
転載できません。

本家本元はご本人が承諾されているので、転載させて頂きます。
文章を読んでも、『1000の風』が自然な文章である事が一目瞭然。

『1000の風』
訳 南風椎

私の墓石の前に立って
涙を流さないでください。

私はそこにはいません。

眠ってなんかいません。

私は1000の風になって
吹きぬけています。

私はダイアモンドのように
雪の上で輝いています。

私は陽の光になって
熟した穀物にふりそそいでいます。

秋には
やさしい雨になります。

朝の静けさのなかで
あなたが目ざめるとき

私はすばやい流れとなって
駆けあがり

鳥たちを
空でくるくる舞わせています。

夜は星になり、

私は、そっと光っています。

どうか、その墓石の前で
泣かないでください。

私はそこにはいません。

私は死んでないのです。

Copyleft by Hae Shii 1995-2010

引用なさる場合はタイトルも含めて、全文を引用ください。

『1000の風』(三五館 1995年6月16日初版発行)の翻訳文

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