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独 JR西日本の事故と月

あれだけの大惨事なので、少し気になって調べてみました。
そうすると・・・


2005年4月24日は「満月」・・・
大惨事が起きたのは2005年4月25日・・・
ちょうど満月から新月への移り変わり・・・

さらに、信楽高原鉄道事故では・・・
事故が起きた1991年5月14日は「新月」・・・

二つの大惨事・・・
いずれも「満月」から「新月」への移り変わりです・・・
自然の作用が働いているのでしょうか・・・

ネット上で調べた結果、誰もこのことについて触れておりません。
ということで・・・なので・・・あしからず。

□参考として□
「月」は地球のたった一つの衛星であり、太古より人とはきってもきれない関係です。
世界最古のSFである「竹取物語」しかり、人類が宇宙に降り立った最初の星も「月」でした。
人はなぜ「月」に魅了されるのでしょう・・・月の満ち欠けを見て、栄枯盛衰を思うからなのでしょうか・・・

■太陽暦と太陰暦

「月」は29.53059日という周期で満ち欠けを繰り返しています。これを「朔望月(さくぼうげつ)ー朔望の朔は新月を指し、望は満月を指す言葉である。現在でも月の始めの日を「朔日」と書くことがあるが、これは「太陰暦」の名残である」と呼び、この周期を1ヶ月とし、「太陰暦」という暦を作った。俗に言う「陰暦」や「旧暦」である。「太陰暦」は明治5年に暦が改正されるまで千年も使われており、西洋では太陽の運行を基にした「太陽暦」を使用していた。明治政府は旧暦の明治5年12月3日に「太陽暦」を導入。したがって、旧暦の明治5年12月3日を新暦の明治6年1月1日としたため旧暦と新暦で1ヶ月の誤差が生じている。現在は、天体の位置を示す黄道座標で月と太陽の黄経の差が 新月:(朔)0度のとき、満月:(望)180度のとき、半月:90度、270度のときと定義されている。

■月の呼称
 

1.二日月(ふつかづき)
 2.三日月(みかづき)
 3.上弦の月(じょうげんのつき)
   「上弓はりの月」とも呼ばれており、日没の時に真南に見え、真夜中頃に沈む。
   父から教えてもらった最初の月の呼称だったなぁ・・・
 4.十日夜(とおかんや)
   陰暦の十月十日の夜に行う収穫祭のことを言います。
 5.十三夜(じゅうさんや)
   陰暦の毎月十三日の月をそう呼び、九月十三日の月を指すことが多い。
   陰暦の八月十五日の十五夜に対して「後の名月」と呼ばれている。
 6.十五夜(じゅうごや)
   陰暦の毎月十五日の月をそう呼ぶ。
   陰暦の八月十五日の夜を指し、「中秋の名月」と呼ばれている。
 7.十六夜(いざよい)
   陰暦の十六日の月をそう呼び、十六夜の月は十五夜の月よりも50分程遅くのぼってくる。
   いざよい(いざよい=ためらい)ながらのぼってくるように見えるため、そう呼ばれるようになった。
 8.立待月(たちまちづき)
 9.居待月(いまちづき)
10.寝待月(ねまちづき)
   陰暦十九日の月をそう呼ぶ。
   のぼってくる時間が遅いため、寝ながら月が出てくるのを待つ事からそう呼ばれている。
11.更待月(ふけまちづき)
   陰暦二十日の月をそう呼ぶ。
   夜更けにのぼってくる事からそう呼ばれている。
12.下弦の月(かげんのつき)
   陰暦の二十二〜二十三日にのぼってくる月をそう呼ぶ。
   真南の空に見える。
13.二十六夜(にじゅうろくやのつき)

「日食(月が太陽を隠す)」は新月のときにしか起きず、「月食(地球の影が月を隠す)」は「満月(地球から見て、太陽が月を真正面に照らしているとき」にしか起きない。

■月の満ち欠けと人間への影響

昔から月の満ち欠けが人体に影響を及ぼすという事は伝わっているが、信憑性に欠けるということから信じられていないことが多かった。しかし現在では科学者による研究もなされており、アメリカの科学者が「バイオタイド理論(月の満ち欠けが人体に与える影響)」と提唱している。
簡単な例として、皆さんもご存知である月の「引力」によっておこる「潮」の満ち引きがあげられる。これは海水の塩分濃度と人体の塩分濃度はほぼ同等であることから、「人体にも大きく影響する」と考えられている。実際、女性の月経周期や海洋生物の産卵・出産などが良い例で、珊瑚は満月に卵を放流し、人間は新月から満月に移り変わる時期(月が満ちて行く時期)に出産し、満月から新月に移り変わる時期に人は死ぬ。
また、月が満ちる時には短気になったり、怒りっぽくなると言われ、凶悪な犯罪や大きな交通事故が起こると言われ、上弦および下弦の月の日には交通事故が多発すると言われている。
「無性にイライラするときや、性欲が増す時」暦を見て下さい。「満月」だと思います。逆に「新月」の時は「何事に対してもやる気を失い、悲観的になりやすい」と言われています。

■面白い記事

確か昨年、盛岡市で開催された「日本天文学会」の報告で、「小学生で月の満ち欠けの理由が知らない子が5割。天動説(すべての天体が地球の周りを公転しているという学説)が正しいと信じている子が4割もいたうえに、太陽の沈む方角を知らないなど、自然科学の常識とされている事柄を知らない子がいると報道されたことがあった。その原因として、ゆとり教育の弊害や自然での体験不足と指摘されていたが、この事柄に関しては親の責任(親とのコミュニケーション不足)であると小生は考える。なんでも日教組のせいにするのではなく、自分の家庭を顧みて欲しいものだ。

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