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独 未就学児の入場をお断りします。

ちょいと某SNSで書かかれていた話題にレスを付けたのですが、真意が伝わりにくかったようなので、こっちで小生の見解を書いてみようと思います。


小生は「未就学児の入場をお断りします。」これには賛成です。主催者側にしたら、小学生も禁止したいはずなのでは?

某SNSでは、

これはですねぇ。簡単な話しでして、昔に比べて親の質が落ちてきたために平均値を取った場合、あまりにもマナーのなっていない人が多いから、こういう風になってしまったんですね。
しかし、ヨーロッパではごく自然なことですな。日本では信じられないかもしれませんが、電車の座席に子供を座らせますよね、彼らの考えからすると、お金を払っていない者を座らせることはナンセンスだ。座らせたいのであれば、親の膝の上に座らせろって考えです。小生はある意味正しいと思いますが・・・。

とコメントしたのですが・・・(小生なりにやんわりと^^;)

情操教育という観念は後で述べます。

語弊があるかもしれませんが、一応小生は3歳から中学生までバイオリンを学びました。教えて頂いていた先生は某オーケストラのコンサートマスターでした。オーケストラのコンサートにも度々行っていましたし、両親だけではなく、祖父はオペラをとても愛していましたのでオペラのコンサートにも度々行っていたいた経験、そして海外での実体験から話しますので、ベースのない所で述べていないことを理解して下さい。

グズり、泣き出す子供、トイレを我慢できなくてトイレに連れて行くために演奏途中で席を立つ行為、演奏中にも関わらず、子供にあれこれ教え出す行為等々に邪魔をされ、集中を乱されたくない。これは演奏する側、聞く側に共通する意識だと思います。

聞く側も身銭を削って鑑賞し、演奏する側も自身を削ってその演奏に望む、この点を考えれば自ずと答えが出るはず・・・。

また、親の質がドンドン低下している現状で、それを許してしまえばそれはもう大変なことになっちゃいます。たしかに、小生なんかよりもとっても聞き分けが良く、聞く態度なんかも素晴らしい子がいます。ですがそれはほんの一握り、選別して入場なんかさせていたら、それこそ差別だーって事になりますし、社会という大きな枠で考えれば、その行為自体がナンセンスです。

確かに大人もマナーが良いとは言い切れません。
例えば美術館や博物館に行くと、最近は欧米式が多く、ルートが決まっておらず、どこででも好きなように鑑賞できるようになっておりますが、日本では美術館や博物館で鑑賞するといった文化は浅く、暗黙のルールを理解していない人が多く、マナーは最悪です。鑑賞するという文化が根付くまでは、ロープを張り、誘導すべきなのでは?といつも思ってしまいます。

そういう両親や祖父母が子供なり孫をコンサートに連れてくるかと思うと、想像するだけでも恐ろしい。このように述べてくると、生意気な!とか、一部の人間しか鑑賞するなってことか!?と、キチガイめいた事をおっしゃる方がいますので書き加えますが、そう言うことを言っているのではなく、我々大人が、鑑賞するに相応しいルール・マナーを身につけ、後世に伝えていけば、文化として根付いていくって事を言いたいんですね。

ちなみに小生は「クラシックは高尚」なんてちっとも思っておりません。職業に貴賎がないのと同じく、音楽に貴賤はないと思っています。

今の日本を見れば明らかですが、西欧の文化を取り入れる際、本質を見ずに表面的なところばかりを取り入れる場合が多いですよね、例えば、本来クラシックを鑑賞する際の服装はフォーマルではなければならなかったものが、日本では・・・?

挙げればきりがないですけどね・・・

小生はBlogで良く、子供は大人の膝に載せろ、もしくは立たせておけ!と書きますが、子供を席に座らせて大人が立っているって可笑しくないですか?席ががらがらなら、どうぞお子様も座らせてあげて下さい。ぎゅうぎゅうの満員電車で大人は疲れてへとへと、そこに子供が靴も脱がずに座席に座って騒がれた時の苦しさなんか想像できますか?おまけにスーツには子供に蹴られて、足跡付いているにも関わらず、謝るどころか注意すらしない親、大人としてと言うよりも、人間としてどうかと考えてしまいます。

大人でもいるって書いていたらキリがないので、子供とその親に絞って書きますね^^;;

先日地下鉄で見かけた光景で、子供連れがそこそこ満員の車両に並んで座っており、小生はその隣に座っていたのですが、お年寄りが乗ってきても無視・・・。子供を膝に載せ、一人立たせればそれでお年寄りは座ることができるのに・・・。それが教育でしょう?結局小生が席を譲ったのですが・・・。

例えばグリーン車に子供を載せる、Airではビジネス、ファーストに子供を載せるなんてこともどうかと思います。以前ファーストに白人の夫婦が子供連れで載せていたのですが、子供がぐずりだした途端、薬を飲ませて寝かしつけてました。薬???とは思いましたが、他の乗客の事を考えれば、さすがって思いましたね。

西欧だと、小学生以下は大人の半分しか払わないから、普通車でも子供は立って当然、そしてそうしなさいと書いてある所もある。また、静かにしていないと厳しく怒られます。ヤンキーの国はどうか知りませんが・・・、小生が住んでいたイギリスではそうでした。

コンサートに話しを戻しますが、未就学児の入場に異論を唱えている方の多くが、自分の子供に対してのみ焦点を当てているように思われます。

パブリックな場所でのルール・マナーを一通り教え、それが理解できるようになってからでも良いのではないでしょうか?

それまでは「子連れ可」のコンサートで楽しんで頂くってのはどうでしょう?

次に情操教育ってやつについて書いてみようと思います。
語弊のある言い方ですが、「クラシックは情操教育にばっちりだから、子供のためにも聞かせたい」っておっしゃる方が多いですが、そもそも情操教育の定義とは「感情や情緒を育み、創造的で、個性的なこころの働きを豊かにするための教育、道徳的な意識や価値観を養うための教育(Wikipediaより)」です。
「感情や情緒を育み、創造的で、個性的なこころの働きを豊かにするための教育」という部分にばかり注目して、「道徳的な意識や価値観を養うための教育」がおろそかになっていませんか?日本人として世界に誇れる美徳をおろそかにしないで欲しいなぁって思います。

日本は世界に誇れる文化を持っております。

しかしながら日本とは不思議な国で、世界も認める、文化や道徳はドンドン捨て去られ、勝手な解釈の元に諸外国の風習や考え方が取り入れられております。悲しいかぎりです・・・。

さて、当然当時の人々は「西洋の文化」なんて知らなかったわけですが、素晴らしい文化や芸術を残してくださいました。そこに今、諸外国の素晴らしい文化を身近に触れることが出来るようになったのですから、上っ面を取るのではなく、本質を理解し、様々なことを伝えてあげて欲しいと思います。

パブリックな場所でのルール・マナーを一通り教え、それが理解できるようになってからでも良いのではないでしょうか?それの積み重ねや啓蒙が何れ、「未就学児の入場をお断りします。」という注意書きがなくなる唯一の方法だと思います。

一言余計なことを書きますと・・・
ゲーム機で遊ばせている親が「情操教育」だの何だの言っているのをみかけますが、片腹可笑しい。
“(  ゚,_ゝ゚)バカジャネーノ”

最後に、これは誰かに対して批判しているのではなく、小生が伝えたかったこと、小生が常日頃から思っていることを書いたまでです。変な捉え方をしないように!!

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