電子メールの発達により、手紙が淘汰されつつありますが・・・
小生に言わせれば、
電子メールは、語弊はありますが手紙にもなり得るし、メールとしてもなり得る。
と思っています。
したがって、手紙を書けない人に電子メールは使いこなせないと考えます。
今回は三つほど例を出してみたいと思います。
メールに時候の挨拶はいらない!とおっしゃる方がいますが、小生は出すメールの内容によって使い分けております。
つい最近、小生の元に来たメールは
内容が書いてあり、最後に「以上」で締めくくっておりました。
読んだ瞬間に・・・
「あぁ、受け取る側の気持ちは考えていないのだろう」
と思いました。
事務的な内容でニュースグループ等の不特定多数への閲覧用(社内文書、広報書類)ならば問題ありませんが、外部へ出す文章では失礼とされています。
当の本人へ注意したところ。
メールだから時候の挨拶など必要ないと・・・これは無知を恥じるべきなのですが・・・100歩譲って本人の「メールだから」と言う言葉を優しく受け取ってあげた場合・・・
機械を使用して0と1の集合体で送っているわけですが、あくまでも受け取る相手は人間です。
「思いやり」、「配慮」、「優しさ」があればこのようなメールは送れないと思います。
人の気持ちを優先に考えましょう、そして手紙の書き方を勉強しましょう。
あわせてビジネスマナーもw
次に・・・
クライアントにあたる人物が、
連絡事項を書いて、その後に「読んだらそのまま返信してください」と書いてあった時、
内容如何に限らず、そのまま返信する人がほとんどなんですよね(返信メールを機械的に処理していない)。
これにはかなり驚いています。
相手を敬う気持ち、相手がクライアントであるという認識があれば、このような失礼なことはできないと思うのですが・・・
親の教育なのか、人として欠けているのか・・・
これを読んで心当たりのある方は、小生のメールを参考にしましょう。
ちなみに・・・小生は字が書けるようになってからは、祖父母の家に泊まりに行ってもお礼状を書かされておりました・・・泣きながら・・・
今でもお世話になったりお仕事を頂いた場合は、悲しい文字(義弟が小生の汚い字を見てそう呼ぶw)で手紙を書きます。ですから、小生の机には便せんやら何やら詰まっております。
メールであっても、送る相手は感情の持った「人」です。
忘れないように。