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独 壬生義士伝

小生は将来産まれてくるであろう子供に読ませたい本があります。

浅田次郎の「壬生義士伝」も間違いなく

読ませたい一冊です。


カッシーノの浅田次郎とは思えません。

小生が友人と良く言い争いの種になる
「倫理とはいつの世も普遍である」
これを小生の空っぽの脳みそではなく、しっかりと書いて下さっております。

どんな時代であっても変わることのない、変わってはいけない人としてのあるべき姿

物語の最後も読んで下さいね。
大野次郎右衛門が吉村貫一郎の息子のために江藤彦左衛門に送った書簡があり、これを読まずしてこの物語は完結しませんから。

本邦日本者ハ 古来義を以テ至上ノ徳目ト為シ候也

義ノ一度喪失セバ 必ズヤ 人身荒穢シ 文化文明之興隆如何ニカカワラズ 国アヤウシト存ジ候 人道正義ノ道サテ置キテ 何ノ繁栄欣喜有之候也

小脇にティッシュを置いてから読み始めて下さい。
父が「電車で読んで恥ずかしかった」思いを小生は地下鉄でw

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