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独 ドメスティックバイオレンス!?

昨夜3時25分頃に遠くで「キャー」という女性の悲鳴らしいものが聞こえた気がしたのですが・・・真夜中ですし・・・「おりょ変なもの聞いてしまった!?ぞぞー」ってな感じで床についたのですが、それからしばらくしてマンションの廊下でドアがばたんばたん閉まる音が聞こえ、カーテン越しに赤色灯の光が見えるではありませんか!!


犯罪!?とびっくりして外に飛び出すと・・・おっ・・・木刀忘れた・・・まぁええか、素手でもと勝手に納得していると、真向かいのインターフォンからもめている声が・・・階下に降りるとポリさんがいるので聞いてみると「夫婦喧嘩です。」と・・・部屋に戻る途中にポリさんと夫婦が外に出て行っていくのを目撃・・・その後30分位してまたもやドアがバタンバタンと音がして「あなたと一緒にいると蹴られ殴られ殺される!警察また呼ぶわよ!」と女性の声が聞こえた後に広東語(なぜ広東語とわかったかというと、小生の知っているののしるフレーズが聞こえたので広東語と確信^^;)が飛び交い出しました・・・それが5分ほど続いた頃に「ぶちっ・・・」ドアを開けて「ええ加減にせんとしばくぞ、ごらぁ」・・・廊下に服が散乱している横にぽつんと男が立っており、「すいません」と一言・・・その後静かになりましたが、目が冴えた小生は6時過ぎまで眠れませんでした・・・ちなみにどうも女性は日本人、男性は中国人みたいでした。そこでドメスティックバイオレンスについて講釈をばさせて頂きます。
・ドメスティックバイオレンス(DV)の言葉について。
Domestic Violence をそのまま呼んでおります。訳せばすと 家庭内暴力ですが、俗に日本で言われている子供から親に対しての「家庭内暴力」ではなくパートナー間(配偶者や恋人同士)での暴力を指しております。ちなみに同性愛者間での暴力も含まれますのであしからず。
・夫婦喧嘩とDVの違い。
1. 身体的暴力
殴る蹴る ・刃物で傷つける ・ものを投げつける
2.精神的暴力
ののしる ・中傷する ・何を言っても無視する ・脅す
3.経済的暴力
生活費を渡さない ・働くことを許さない ・借金を重ねる
4.社会的暴力
外出を制限する ・実家や友人とのつきあいを禁止する ・ 手紙や電話の監視
5.性的暴力
セックスを強要する ・避妊に協力しない ・浮気をする
DVは夫婦喧嘩とは異なり、日頃からどちらか片方が一方的に暴力を振るうことを指しています。殴る、蹴るなどの身体的暴力だけではなく、言葉や態度で脅したりする行為も当然DVの範疇であります。ばかにしたり、ののしったり、人前で恥をかかせたり、小間使いのように扱ったり、交友関係、電話、メールのチェックなどといった行動が日常的に行われればDVであると考えられます。
このことからわかるように、DVとは「夫もしくは恋人が、上述の暴力を使って、配偶者や恋人の生活をコントロールする」ことを指しております。
・DVを起こす人の特徴。
周りの人から大人しい、優しい、そしてまじめに仕事をする人と言われている人がおおいようです。そのため、暴力を振るわれた事を友人等に相談しても、信じてもらえないことあるようです。
ただ共通している性格の傾向があるようです。
1.独占欲や嫉妬深い人・・・見かけだけの優しさの人。
1.保守的な人・・・女性は家にいて男性の世話をする事が当然と思っている人。
1.性的暴力を振るう人・・・セックスは男の満足のためにあると思っている人。
1.批判的な言動ばかりする人・・・被害者の友人、知人、家族の避難ばかりしている人。
1.責任転嫁ばかりする人・・・木を見て森を見ずの人も少し注意
1.動物虐待や弱い者を虐める人。
・DVにはサイクルがある。
1. 予兆
言葉や態度で被害者を脅したり、けなしたり、馬鹿にしたりする。
2. 噴火
殴る、蹴る、物を投げる、物を破壊する等の暴力が振るわれる。きっかけは些細なことであったり、まったく関係のないことであったりもするようです。
3. 安定期
加害者が泣いて謝ったり、二度と暴力を振るわないと約束したり、プレゼントをしたり、やり直そうとあの手この手で仕掛けるなど。良心の呵責からか努力をするようです。しかし、釈迦に説法!また予兆に戻っていきます。
まぁ、昔で言うところの「ひも」の特徴ですな。上述の行動が被害者によからぬ暗示をかけていきます。例えば、暴力を振るった後に泣いて謝る姿を見て、「こんなにも後悔しているから許してあげよう」とか「彼には私しかいない」などと勝手に思い込み、被害者はより複雑な心の連鎖に陥っていくわけです。当然暴力は必ず繰り返されるうえに、このサイクルは徐々に短くなっていき、激しさも増していくようです。
ちなみに、彼らの行動は学習していると言われております。「ひも」の常套手段であるわけですから・・・当然といえば当然ですな。
・DVによって引き起こされる弊害
1.DVが起きている家庭の女児は性的被害を受けている可能性がふつうの家庭に比べて格段に高い。
1.DVが起きている家庭の男児の多くは問題行動を起こす確率が高い。
1.DVが起きている家庭では、育児放棄されている可能性が高い。
と悪い事だらけです。
・内閣府発行の「男女共同参画白書 平成16年度版」より

1.女性の約5人に1人は夫等からの暴力の被害経験がある。
内閣府が実施した「配偶者等からの暴力に関する調査」(平成14年)では,現在または過去に配偶者や恋人がいる(いた)人のうち,“身体に対する暴行”“恐怖を感じるような脅迫”“性的な行為の強要”のいずれかまたはいくつかをこれまでに1度でも受けたことのある人は,女性19.1%,男性9.3%で,女性の約5人に1人が経験していた。
 これらの行為によって命の危険を感じた人は,男性が0.7%であるのに対し女性は4.4%で,女性の約20人に1人は配偶者等からの暴力によって命の危険を感じている。また,女性の2.0%は暴力によってケガをして医師の治療を受けている。
2.配偶者間における暴力の被害者の多くは女性
警察庁の統計によると,平成15年中に検挙した配偶者(内縁関係を含む)間における殺人,傷害,暴行は1,718件,そのうち1,574件(91.6%)は女性が被害者となった事件である。
3.近年増加する夫から妻への暴力の検挙件数
配偶者間における犯罪のうち女性が被害者である場合の検挙件数の推移を罪種別にみると,暴行,傷害がそれぞれ平成12年以降,大幅に増加している。15年においては,暴行が230件で前年よりも19件(9.0%)の増加,傷害が1,211件で14件(1.2%)の増加となっている。
3.保護命令の申立て及び発令状況
配偶者暴力防止法では,被害者の申立てにより,裁判所が加害者に対し接近禁止命令,退去命令を発する保護命令の制度が設けられており,この命令違反に対して刑事罰を科すこととしている。
平成13年10月の法施行後平成15年12月末までの間に,裁判所に申し立てられた保護命令事件の件数は3,422件で,そのうち裁判が終了したのは3,373件となっている。裁判が終了した事件のうち,保護命令が発令された件数は2,719件(80.6%),そのうち接近禁止命令のみが出されたのは1,947件(71.6%),退去命令のみが出されたのは8件(0.3%),退去命令と接近禁止命令が併せて出されたのは764件(28.1%)となっている。
 なお,法施行後から平成15年12月末までの間の保護命令違反の検挙件数は84件である。
4.性犯罪の実態
警察庁の統計によると,平成15年における強姦の認知件数は4年連続2,000件を超えて2,472件となり,前年に比べ115件(4.9%)増加した。強制わいせつの認知件数は,11年以降大きく増加しており,15年では1万29件と,前年に比べ553件(5.8%)増加している。
5.売買春の実態
平成15年の売春関係事犯送致件数は3,068件となった。また,要保護女子総数は2,440人となっており,未成年者が占める割合は25.8%で,前年に比べ,2.8ポイント減少している(第34図)。また,15年の児童(18歳未満)買春事件の検挙件数は1,731件(前年比171件減)であり,このうち,出会い系サイトを利用したものが791件(45.7%)と最も多くなっている。
6.セクシュアル・ハラスメントの実態
平成14年度に都道府県労働局雇用均等室に寄せられたセクシュアル・ハラスメントの相談件数は7,682件で,前年度に比べ49件(0.6%)増加しており,そのうち,女性労働者等からの相談件数は5,924件(77.1%)で,前年度に比べ横ばいとなっている。
7.ストーカー規制法の適用状況
平成15年のストーカー行為等の規制等に関する法律(以下「ストーカー規制法」という)に基づく警告は1,169件で,前年に比べ204件(21.1%)増加している。警告に従わない者に対する禁止命令は24件発令されている。
また,ストーカー行為罪での検挙件数は185件で,前年に比べ15件(8.8%)増加している。禁止命令違反での検挙件数は7件である。
平成15年中に,ストーカー規制法第7条に基づき,警察本部長等が援助を求められた件数は856件で,前年に比べ179件(26.4%)増加している。援助の内容(複数計上)としては,被害を自ら防止するための措置の教示が743件(前年比333件増加)で最も多く,次いで防犯ブザー等の被害防止物品の貸出しが510件(前年比95件増加)となっている。
平成15年中に警察庁に報告のあった1万1,923件についてみると,被害者の90.8%が女性で行為者の91.1%が男性となっている。(http://www.gender.go.jp/whitepaper/
h16/danjyo_gaiyou/index.htmlより抜粋)
・DV世界一の国は?
人口比率におけるDV及びレイプ世界一は抜きんでてお隣の国、韓国です。
コリアジャパンの記事から引用すると、人口10万人当たりの犯罪発生件数は以下です。
     殺人 強盗  暴力
日本  1.1件 2.7件   5.3件
韓国  1.7件 9.7件 592.6件
韓国の殺人事件発生件数は日本の1.5倍
韓国の強盗事件発生件数は日本の3.6倍
韓国の暴力事件発生件数は日本の111.8倍

DVなど、男としてというよりも人間としてクズです。
男は女性を守るために存在していると言っても過言ではない。太古の昔より連綿と続いているのだから・・・

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