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独 まさに正論

日本はきっちりと外交において一本筋を通し、日本の立場を明確にし外交すべきです。

その場その場でゆらゆらと・・・プライドの固まりのような外務省が日本人としての矜持を持ち合わせていない・・・一番愚劣な省庁なのではないでしょうか?

台湾を無視する日本外交
 今年は日中国交回復35周年。中華民国(台湾)との国交断絶35周年でもある。以来、日本に台湾大使館は存在しない。あるのは「台北駐日経済文化代表処」である。
 代表処の公式サイトは「民間の機構ではありますが、実質的には大使館や領事館の役割を果たしています」と謳(うた)う。実際にビザも発給する。
 名は体を表すというが、右の名は体を表していない。中華民国でも台湾でもなく「台北」なのだ。名前の通りなら、台北以外の都市へビザを発給できない。しかも「経済文化」しか「代表」していない。政治や外交の役割は果たせない。
 所在地は東京都港区白金台の一等地。高い税金を納めている。「大使館」なら外交条約により免税となる。事実、北朝鮮の関連施設も課税を免れてきた。同じく国交のない北朝鮮が免除され、台湾が課税される。どう考えても逆であろう。
 昨年11月30日、麻生太郎外相は「『自由と繁栄の弧』を作る」と題した演説を行った。だが、演説の中に台湾も中華民国も出てこない。しかも驚くべきことに、外務省公式サイトに掲載された「自由と繁栄の弧の形成--拡(ひろ)がる外交の地平」と題した解説地図に台湾がない。「日CLV首脳会議」の説明ロゴで台湾島自体が消えている。偶然ではあるまい。「一つの中国」を尊重した結果であろう。
 中国に阿(おもね)り、台湾を無視する限り、日本外交の地平は拡がらない。そこに経済的な「繁栄」はあっても「自由」はあり得ない。35周年に当たり、日本外交は何をなすべきか。もし安倍内閣が「自由」という至高の価値を忘れるなら、その姿勢は決して美しくない。(評論家・潮匡人)
(2007年1月31日)産経新聞社

上記に書かれている外務省のHPにある、『自由と繁栄の弧』、現在はあるようですね。しかし・・・ここには台湾がありません。

台湾は1894年の日清戦争において、日本が中国から割譲した土地です。その後歴史的変遷を経て現在に至るわけですが、日本は台湾に対してキッチリとしたスタンスをとり、中国に対してもそのスタンスを貫き通すべきです。

久間防衛大臣が、アメリカのイラク侵攻に反対する発言(賛否は別として、いままでの政策と異なる発言により、国益を阻害しかねない。このような発言をする輩は大臣として不適切だと思う)に対してアメリカは間髪入れずに日米安保即刻を持ち出してきて脅し、さらに久間防衛大臣との接触・協議を断ってきた。このくらい外交に対しては冷徹にすべきではないでしょうか。

小生は個人的に台湾の人が好きです。

台湾は、台湾国でしょう・・・
国民党に政権が変わりそうですが、これは日本の政策の失敗に依るところが大きいと感じるのは小生だけでしょうか・・・

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