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独 「地域猫」の虐待相次ぐ

野良猫に不妊手術などをした上で、住民がえさやふんの始末などをする“地域猫”運動が盛んなさいたま市で、猫の虐待が相次いでいる。猫を嫌う住民の反発が背景にあり、「迷惑が掛からないよう努力している」という市民団体との溝は埋まらないままだ。1月13日、さいたま市浦和区のマンションをすみかにしていた地域猫のムサシが死んだ。毒物を食べたとみられ、苦しんだ形跡があった。世話をしていた民間非営利団体(NPO)「アニマルサポートメイト」の残間真紀さんは「穏やかな子だったのに…」と涙を見せた。ムサシが殺された周辺では、住民数人から「えさをやるから増える」と苦情が絶えなかった。近くに住む男性は「ふんが汚いし、発情期はうるさい」とまゆをひそめる。同会によると、さいたま市内ではほかにも1匹が毒殺され、アイスピックで足を貫かれたり、ゴルフクラブで頭を割られるなどの被害も相次いでいるという。(2005年4月4日)共同通信


生き物を虐待したり、殺すことに関しては嫌悪感を憶えますが、「地域猫」と呼ばれる運動に反対です。
このような運動をするから、猫を捨てる人が増えるのではないでしょうか?
小生が子供の頃は保健所の職員が野良犬や野良猫を捕まえて連れて行く光景が良く見受けられ、子供心に「捨てられた生き物の末路を考え、理解し、そのような行為は愚劣である」と認識したものです。「地域猫」という運動は捨てる側にとって「ここに捨てれば大切にしてくれる人がいる(と考えるかどうかしれませんが)」と変な安心感を与え、捨てる人が増えるのではないでしょうか?実際、増えているようですが。。。本当に捨て猫を憂うのであれば、このような運動をするよりも、「捨てることの愚かさ」を啓蒙する方が先だと思いますし、捨てる人間に対して「罰則」を設ける方が有効であると思います。「地域猫」を飼っている人間の心境はどういった心境なのでしょう?自己満足だけで行っているのではないでしょうか?声を上げないだけで、苦しんでいる近隣住民もいるはずですし、その方達に対してのフォローを行っているのでしょうか?地域との融和が図られない行為はオナニーですな。

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